庭木の剪定、どれくらいの頻度がいいの?
「庭木の剪定って自分では大変。プロに頼むとしたら、どのくらいの頻度で切ればいいの?」
そんな疑問をよくいただきます。
お金もかかるので「数年に一度、バッサリ切る!」という方もおられますが、実は毎年1回の剪定が庭木にとっても、人にとっても一番おすすめです。

目次
なぜ毎年1回が最適なのか?
1. 病気や害虫を防ぐ
枝が混み合うと光や風が入りにくくなり、湿気がこもって病気の原因になります。年に一度、余分な枝を整えることで、木が健康に育ちます。
2. 適切なサイズを維持できる
剪定を長くしないと木が大きくなりすぎてしまい、結局バッサリ切らなければならなくなります。毎年少しずつ整えれば、きれいな形を保ちながら管理できます。
3. 大きな切り口を避けられる
数年放置すると太い枝を切らざるを得ず、大きな切り口から病気が入るリスクが高まります。年1回の剪定なら小さな枝を切るだけで済み、木への負担も最小限です。
数年に1回だけバッサリ切るとどうなる?
「手間を省きたいから、数年に一度まとめて…」という考え方もありますが、そこにはリスクがあります。
- 大きな切り口から水分が失われ、枯れることがある
- 今まで葉に守られていた幹が急に日焼けして傷む
- 冬に切れば乾燥で弱り、芽吹けないまま枯れてしまう
- 光合成に必要な葉を失い、木が無理に枝を伸ばして不格好になる
特に「思っていた姿と違う形」になってしまう可能性が高くなります。
木や目的によっては回数が増えることも
もちろん木の種類や植えた目的によっては、年2回の剪定が必要な場合もあります。
- 松の木:理想は年2回。最低でも1回。
- 生け垣:成長が早く、通行の邪魔になるなら年2回。
- 花を楽しみたい木:花後に剪定。
- 実を楽しむ木:収穫後に剪定。
つまり、「どういう状態を目指すか」によって適切な頻度は変わります。ただ、最低ラインとして年に1回は必ず剪定をしてあげるのが安心です。

まとめ
庭木は生き物なので、放っておくと必ず形も環境も変わっていきます。
「数年に一度まとめて切る」よりも、年に一度の剪定を習慣にする方が木も人も楽です。
健康的で美しい姿を長く楽しむために、ぜひ毎年一度の剪定を定番にしてください。
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